2007-01-01から1年間の記事一覧

欲に素直に

ふと卵かけご飯が食べたくなった炊飯器を開けるが冷たいしゃもじしか入っていない冷凍庫に保存しているご飯も調度切れている仕方ないから米を研ぎ炊飯器にセット炊き上がるまでの間ふっくらご飯に生卵を想像して腹を鳴らすご飯が炊き上がって胸を弾ませ茶碗…

「ああ、やっちまった」ってな

人間生きてりゃ手が滑る事も口が滑る事もあるだろうに 高価な陶器は壊されないように大事に保管されてたりするのに人間関係ってのは大事なものまで無造作に置いてあったりするから困る

金持ちと馬鹿2

金持ち「ウチの母親ちょっと心配性だけど良い親なんだよな」馬鹿「だけどってなんだ?」金持ち「ん?なにがだ?」馬鹿「ちょっと心配性の親ってのは良い親じゃんか。だけどってのはおかしくないか?」金持ち「それもそうだな・・・。お前ってたまに核心を突…

ゼロにはなるな

自分の事が嫌いな時は傷つけたっていいでも死なない程度にしとけそうすれば人間やり直しは利くんだから どんなに欠けてしまってもいいゼロにはなるな

どんな人だろうか?

彼は散歩の途中、道端に落ちていた空き缶を拾い上げ、 10m先のゴミ箱の横を通り抜け、 更に10m進んだ所に空き缶を置いて散歩を続けた。 彼はどんな人だろうか? 良い人ではないのだろう。 でも悪い人でもないと思う。 じゃあ普通の人だな。 いや、でも…

純粋

満天の星空を奪い、替わりに無数の輝きを地上に撒いて「ああ感動的な光景だ」と語る 彼はそういう人物ではなかった 幾人もの命を焼き殺した大きな炎を見て「なんと幻想的な光景だ」と唸る 彼はそういう人間だったのだ 皆は彼に石を投げつけた黙って感動を噛…

ガキでいる事の素晴らしさよ

悪意なく人を傷つけて笑うガキでいる事の素晴らしさよ! 本能の赴くままに優先順位をつけるガキでいる事の素晴らしさよ! 自分の欲望に忠実に生きるガキでいる事の素晴らしさよ! 失敗と後悔で磨かれていくガキでいる事の素晴らしさよ! 他人を疑わず親を盲…

ジョーカー

ある男が恋人に言った。「長年連れ添った君になら本当の事を話せると思ったから言うんだけど、僕は世界中の女は虫以下だと思ってるんだ」恋人は激怒して男と別れると言った。 ある男が元恋人に電話をかけた。「ごめん、この間は僕が間違っていたよ。僕以外の…

ある男は言った

ある男は言った「もし誰かに“お前が必要だ”と言われたら笑顔で頷け」と ある男は言った「もし誰かに“お前は不要だ”と言われたら笑顔で頷け」と

風来坊

居着いた町に慣れてしまえば捨て去る事に拘って草鞋を踏みしめ土を固めて未練たっぷりに元居た町を眺める「また何もかも失くすなぁ」それでも一歩一歩町を離れふっと笑って放浪の旅へ背負うのは一人分の荷物とその内消え去る想い出だけ「こんな事ぁいつもの…

とてもやる気のないお話

あてに出来ない奴っているよなその中でも一番あてに出来ないのは自分だったりする でも時々何かが爆発したように生まれるものがある それに対しての思いは「俺だってやればできるじゃん!」とか「俺ってがんばったなぁ!」とかいう達成感より全く期待してな…

彼女と拳銃

銃を手にして彼女は自分に敵などいなくなったと思いました。 そう、彼女は世界で一番強くて偉い人間になったのです。 彼女が自分に歯向かう者を殺し続けて1週間が経つ頃、彼女の下腹部を鈍い痛みが襲いました。 彼女は自分の子宮めがけて銃弾を撃ち込みまし…

謎かけ

教師「良いか、人生っていうのは正解のないパズルみたいなもんだ」 生徒「つまり存在する意味がないって事ですね?」

叶わぬ夢を願うなら

叶わぬ夢を願うなら思い募らせるより石を積め高い場所から世界を見渡し諦め所を弁えろそれでも諦めきれぬならそこから更に思いを積めその夢はもう詰む事もない

相談・心配

相談する相手は選べ心配してくれる相手は選ぶな

寝起きの恋人

男「なぁ、どうして最近寝起きのキスしてくれないの?」女「寝起きの口の中って便器より雑菌が多いんだって・・・」男「あー、昨日テレビでやってたやつ?」女「うん、だから歯を磨いてからした方がいいかなっって」男「でも俺お前のうんこなら口に入れても…

言葉

貴方の生まれて初めて話した言葉はもう誰かが言った言葉です。 貴方が死ぬ間際に必死で叫んだ言葉も誰かが言った言葉です。 貴方は一言も自分の言葉を話すことなく死にました。

やめてください

「生きているのがツライんです」 じゃあ死ねば?「でも死ぬのは恐いんです」 それなら生き方を変えろよ「そんな事無理ですよ」 ワガママな奴だ、俺が殺してやるよ「やめてください」 お前みたいな奴嫌いなんだよ「やめてください」 ちょっと黙ってろ「やめて…

生の感覚

生物が生きていく為には食や性に思考回路の殆どがもっていかれるのが普通で それは人間にとって凄く気持ちの良い感覚なんだろう

「ううん、何でもないよ」

そこは夢の中高校の教室で僕は友人と笑い合う 机に座って歌っている目の大きな男アコースティックギターを抱えているのが僕そしてそれを優しく見つめる女・・・僕が好きだった女の子 寝覚めは悪くなかったけれど机に座ってる男とは金銭のトラブルで友情を失…

朝起きてカーテンを開けると、しとしと神様が泣いている何かツライ事があったんだろうな、私がちゃんとしなくちゃな 飼ってる猫に餌をやり、グレーのスーツに袖を通しヒールを履いたら傘を持って玄関の戸をくぐる 今日は弱音を吐かないと誓いながら