神父

他人の愚痴に屁理屈でもって慰める そんな素晴らしい人間で居たいのだ

GO!GO!

敵を騙すにはまずは自分から

保て

ひとりひとりに否定されて真綿で首を絞められるようだが窒息死するまでは苦しくなんかねえよって顔を

コウノトリさん

「ねえパパ、ぼくはどうやって生まれてきたの?」 「お前はコウノトリさんが運んできてくれたんだよ」 「やった、ぼくとパパは血がつながってないんだ!ぼく前からパパのこと尊敬できないって思ってたんだよね!」 「そうか……。」

人間の神様

ある日、座布団の上に座って携帯を弄っていた僕の目の前に神様が現れた。それはこの世に存在する全ての生物を混ぜたような、なんとも現実味のない姿ながら絶対的な存在感を放っていたのだからもうこれは神様に間違いないと思ったのだ。そんなとんでもない状…

柔らかいの

女「私っておっぱい柔らかいのが自慢なの」 男「僕だって柔らかさには自信があるぜ」 女「このふにゃちん野郎!」

腐っても鯛

腐っても鯛だし腐っても水だし腐ってもジャガイモだし腐っても人間だ変わるのは君や僕の価値観の方でそれはいつだってただ朽ちただけ

ああ、光の見えない人生なら。

冷蔵庫に入れておいたシュークリームが消えていて絶望したあの日、死んでおけばよかった。

無神論者、神が宿る場所を知る

貴方の「心」は、「身体」は、完全に貴方の思い通りになりますか?私はなりません。私の心身は、私が頭で理解している事を拒絶する事があります。 誰もが自分の物だと思っている「心」や「身体」や「魂」は本当は一体誰の物なのでしょう?

あの星のように

生まれた者は死に墓を残し、記憶を残し、証しを残しこれからの者を圧迫する 彼女は「消えたい」とそう願っていただけだった

「誰も居ない世界に行きたい」

目が覚めると、自分しか居なくなっていた。まずは「自分しか居ない」という現実を認識するのに数時間を要した。 が、それでも完全に受け止めるには至らない。理由は後記する。そして、それを認識すると丸1日経たない内に孤独感に襲われる。 日が落ちなけれ…

出口はどっちだ

ありとあらゆる人生の入り口は膣だ

「この瓶の中身を摂取したものは1週間程で死に至ります」ズキズキ痛む頭を押えながら財布の中を確認して溜め息をひとつ。 かなり使ったなぁ・・・ええと、飲み屋を出て、上司の愚痴と吐しゃ物をぶちまけながらタクシー乗り場へ向かって、ソファーの上に転が…

わーわわー

わーわわー わいわーわーわー わわーわわー わわー わいわいわー わーわわわー わー わいわわわー わいわー わわいわーわー わー わわわわー わいわーわいわわいわー わわーいわーわわわー いわわわーわわいわー

背中

「運命」も「神」も、「全ての過去」だと思い至ったしばらくは真っ黒な未来が見えそうだ

窓のない部屋

目が覚めたら出入口のない部屋にいたひとつ窓の代わりのように鏡があるそこには自分の顔と出入口のない部屋が映る出入口のない部屋で恐怖と狂気に晒されて鏡と窓との境界がわからなくなったそこに映る自分の顔と出入口のない部屋が外の世界としか見えなくな…

悪魔になれない

目を潰しても不幸が見えた鼓膜を破っても破滅が聞こえた舌を切っても死の味がしたそれでも私は_

スピッツ

弱い犬ほどよく吠える とは言うものの「弱い」のではなく、「愚か」であるかそれとも「勇敢」であるかだと思う

なんでもない考え

なんにもない の反対ってなんだろう なんでもある ? いや やっぱり なんにもない じゃないかな

男と吠えない犬

ペットショップで吠えない犬ってのを見掛けたんだ。 なんてことない、品種改良でそういう犬を創った人達がいるらしい。どうやら血統書付きだがかなり格安なその犬を買って帰るとずっとどでかいくしゃみをしてやがる。 なるほど、どうやら静かな犬が欲しかっ…

アリとキリギリス

あるところにアリとキリギリスが住んでいましたアリ達は毎日せっせと働き、その横でキリギリスは働きもせず歌を歌います ある日キリギリスはニヤついた笑顔で一匹のアリに訊ねます「なぁアリさんや、君達はどうしてそんなに必死に働くんだい?」アリはその笑…

便利は人間を腐らせるなぁ

自動ドアって一体何の為にあるんだろう行きたい場所があればそこへの壁は己の力で開くべきなのに扉くらい自分で開かないでどうしろっていうんだろう生きてる意味がなくなってしまいそうでどうしようもなく不安だなぁ

小学生じゃねえよ

ウンコが黒いのは環境を食料とする生物の罪なんじゃないだろうか

小学生かよ

ウンコってなんで黒いんだろう黒い物なんてそんなに食べてないのに不思議だなぁ

芸術家のような男

私の思考や行動は度々「芸術家のようだ」と比喩されるしかし私は芸術家ではないし芸術家を目指している訳でもない 私の思考や行動は度々「芸術家のようだ」と比喩されるその一方で私のそれを「芸術だ」と言う人は1人として居ないそれが全てを物語っているで…

頭が正常ではないのだ

彼女はテレビと蛍光灯を点けっ放しで家を出る毎日指摘するのだが毎日点けっ放しにして家を出る 頭が正常ではないのだ 我々は自身の常識すら守れずに生きる 皆、頭が正常ではないのだ

言葉の疑問

「踏んだり蹴ったり」という言葉があるが「泣きっ面にハチ」と同じ意味で使うなら「踏まれたり蹴られたり」の方が正しいんじゃないの?

男と乞食の10円論争

男が駅前の自動販売機で煙草を買うのは日課のようなものだったその日も男はいつもと同じ自動販売機でいつもと同じ銘柄の煙草を買う500円玉が切れていたようで小銭が大量に出てきて男は少しムッとする小銭を乱暴に鷲掴みにして財布に入れようとするがその際10…

チャンスの神様

「チャンスの神は前髪しかない」とは良く言うものの神の後ろ髪を鷲掴みにしたからといって本当に幸福になれるのかねぇ? 藁にもすがりたい状況でなお他人を思いやる事ができるそういう人にこそチャンスが訪れて欲しいもんだね

殴るも貶すも

ほら、幼稚園とか小学校低学年くらいって先生も「人の悪口を言ってはいけません」って教えるだろ?でもさ、大抵の人間ってのは年寄りになっても人の悪口を言い続けるのなそれなのに高校や大学でそんな事は教えないのは何故だろう教師だって大半は悪口中毒者…