2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

教祖様の育て方

知能レベルの低い生物に知識を与えるという事は それだけで洗脳に近い行為であると自覚する事

マリオネット

吊るされるのが嫌で操られるのが嫌で糸を切って逃げ出そうと思ったけれど最後の糸を切った瞬間僕はその場に崩れ落ちてしまった

EAT

一口、また一口と弱肉強食が世の常生きるという事は即ち食べる事、食べられる事一口、また一口と カラダはまだ残っているかい?

迷子と僕

真夜中に僕が買い物に出ると暗がりの道を迷子が歩いていた近くの交番に連れて行ったけれど最後まで僕の事を怖がっていた僕は一生あの子に感謝される事なんてないんだろう

我慢

「こんなに我慢してあげてるのに!」我慢してあげてる?我慢は自分の為にするもんだろ他人の為だなんて思い違いだいくら我慢しても事態は好転しねぇよ我慢は直接的な解決法じゃねぇ状況を変えたいなら 『動け!!』

一日中うるせぇんだよ

僕がひとりでぼーっとしていると 厚い雲越しに照り付ける太陽が 「それでも生きるんだぞ?」とか言ってくる 僕は「分かってるよ」ってそいつに背を向けた

親殺し

「なぁ、守衛さんよ」「・・・死刑が決定した者は犬以下の身分だ。人間に話しかけるのは御法度だぞ?」「そいじゃこれはオラの独り言だ気にしねぇでおくれ」「ああ、独り言なら存分に喋べりゃ良いさ」「オラのおっかぁはオラが子供の頃からずっと言ってただ…

ちっぽけなヒーローの恋人の言葉

あなたが口癖のように言う言葉 「僕にできる事はほんの僅かだから」 いつも小さな救いをくれる貴方は 私にとって小さなヒーローだから これからも守っていてくれると嬉しいな・・・ ずっとずっと傍にいてね

知恵の輪

TVの前でかれこれ30分 映ってるのはバラエティ番組 でも全然見てない 僕は手元に夢中 難しさLv.☆1つの知恵の輪 観客の笑い声も聞こえないくらいに集中しても そこには1つのままのカタマリ どんなに単純明快で解けそうに見える知恵の輪だって 触って…

狐の嫁入り

お天気雨の振った日は遠くへ行ってしまった彼方が泣いてるような気がしてなんだか少し切なくなります

馬鹿なヒーロー

馬鹿なヒーローは 救うべき人も判らない 守る物も決められない 馬鹿なヒーローは 戦う術も分からない 力の加減の仕方も知らない 守りたい物を強く抱きしめるとそれは音を立てて壊れてしまった 馬鹿なヒーローは 何一つ救えない 誰にも必要とされない 偶然や…

弔い屋の友人

私の友人は死人を弔う事を生業としていた 彼は人間の本質を嫌という程に見てきた 彼はある日、自身の命を絶ったのだ彼の口癖を良く覚えている「肉は虫に喰われ、骨が風に削られようとも、人は人の心に残る」私は彼の墓の前で呟いた「人の心に残って満足なら…

役者

畜生と一言発せば 悔しさを知る者を泣かせ やったと一言発せば 喜びを知る者を泣かせてしまう 私が憧れるのはそういう人間だ