2007-07-20 風来坊 呟き−ホワイト 居着いた町に慣れてしまえば捨て去る事に拘って草鞋を踏みしめ土を固めて未練たっぷりに元居た町を眺める「また何もかも失くすなぁ」それでも一歩一歩町を離れふっと笑って放浪の旅へ背負うのは一人分の荷物とその内消え去る想い出だけ「こんな事ぁいつもの事よ、俺は天下の風来坊」 明るい月が照らす道に犬の遠吠えが良く響いた