2006-06-16 「空を飛べたら」 詩−ホワイト 周りを見渡すと背の高いビルが立ち並び走る事もままならない・・・僕が生まれたのはそんな街だった だから、ただなんとなく遠くに見えるあの山を越えて「空を飛べたら」なんて思っていた ある日、空を越えて外国へ旅行に出た大草原の上を思う存分走り回り岩肌の見える高い山を登る 頂上から見下ろしたのは一面に広がる深い森そしてその中にそびえ立つレンガの城だった 僕は初めて心の底から「空を飛べたら」なんて思っていた